「私の子育て、間違っていたのでしょうか?」

4人のお子様を育ててこられたお母様からのご相談でした。

社会人になった長男に、祖母から頂いたお金や今まで積み立てていたお金が入った通帳を預けたそうです。

「もう社会人だから大丈夫だろう」

そう信じていたお母様でしたが、何度伝えても通帳の記帳をしません。

心配になったお母様が記帳してみると、通帳に入っていた40万円近いお金が、あっという間に使われていました。

残高はわずか196円。

お母様は大きなショックを受けました。

その後、不登校だった長女もご家族の支えによって専門学校へ通えるようになりました。

ようやく一安心した矢先、

「海外へ留学したいから75万円出してほしい」

と言われたそうです。

しかし、ご家庭には住宅ローンも残っています。

長男の大学も奨学金を使わずに通わせました。

4人のお子様を育てながら、ご夫婦で必死に頑張ってこられたのです。

とても簡単に出せる金額ではありません。

お母様が

「ごめんね、今は出せないの」

と伝えると、

「他の家は親が出してくれるのに」

と言われたそうです。

そして、お母様は私にこうおっしゃいました。

「私の子育て、間違っていたのでしょうか……」

「こんな悩みを抱えているのは、私だけでしょうか……」

私はお母様にお伝えしました。

「子育てを間違ったわけではありません。」

親は子どもの人生を一生懸命支えます。

ですが、親がどれだけ愛情を注いでも、子どもは親の思う通りには育ちません。

失敗する事もあります。

遠回りする事もあります。

それは子育ての失敗ではなく、子ども自身が人生を学んでいる途中なのです。

また、親だからといって何でも叶えなければならない訳ではありません。

留学したいという夢は素晴らしい事です。

ですが、本当に行きたいのであれば、自分でお金を貯めて挑戦するという道もあります。

その経験は必ず本人の力になります。

私は「出せない」と言ったお母様の判断は間違っていないと思いました。

愛情と甘やかしは違います。

親が子どもの人生を背負い続ける事が愛情ではありません。

時には出来ないと言う事も愛情です。

そして、自立する機会を与える事も親としての大切な役目だと思うのです。

子育ては、子どもが大人になったら終わるものではありません。

大人になってからも悩みは続きます。

だからこそ、どうかご自分を責めないで下さい。

あなただけが抱えている悩みではないのです。

投稿者プロフィール

田端章子
田端章子
私は、30年以上にわたり電話鑑定を通じて、のべ1万人以上の方々に霊能鑑定を提供してまいりました。
この長年の経験こそが、私の鑑定に対する信頼の証です。長く積み重ねてきた実績と多くのご縁によって培われた信頼が、お客様に安心と確信をお届けしています。