ご縁は“偶然”ではない

〜仏門に入った霊能師が語る出会いの不思議〜

私は幼い頃から、人の心の動きや空気の変化、
目に見えない“何か”を自然と感じ取る感覚がありました。
その感覚に戸惑いながらも、ある時ご縁に導かれて仏門に入りました。

仏門の世界で学んだことと、元々持っていた霊的な感覚。
それらが繋がってはじめて、私は「ご縁の本当の意味」に気づくことができました。

縁は、魂同士の約束

恋愛のご相談でよくいただくのが、
「なぜあの人と出会ったのか」「忘れられないのはなぜか」という問いです。

仏教には“縁起”という言葉があります。
すべての物事は“縁”によって生じ、縁が尽きれば自然と離れていく――それが宇宙の法則です。

そして霊的な視点では、ご縁とは“魂同士の約束”のようなものでもあります。
今世での出会いは、偶然ではなく、過去から続く記憶と学びの延長にあるのです。

苦しいご縁にも意味がある

ご縁と聞くと、「良いご縁」を思い浮かべがちですが、
時にそれは、心を揺さぶられるような出会いであることもあります。

すれ違いや別れ、報われない想い。
それらもすべて「必要な学び」として、あなたの魂が引き寄せたご縁です。

だからこそ、
「なぜこの人だったのか?」と問うのではなく、
「このご縁から、私は何を学ぶのか?」と問い直してみてください。

ご縁を結ぶのは、感謝の心

ご縁には「出会い」と「別れ」の両方があります。
どちらか一方だけを選ぶことはできません。

大切なのは、「このご縁にありがとう」と心を向けられること。
その感謝の心が、また新たなご縁を呼び込みます。

今、あなたの前にいる人も、すでに離れた人も。
すべては魂の成長のために現れてくれた存在です。

あなたが今あるご縁に気づき、
そこから次の一歩を踏み出せますように。

そのために、必要な気づきや言葉をこれからもこの場所でお届けして行きたいと思います。

投稿者プロフィール

田端章子
田端章子
私は、30年以上にわたり電話鑑定を通じて、のべ1万人以上の方々に霊能鑑定を提供してまいりました。
この長年の経験こそが、私の鑑定に対する信頼の証です。長く積み重ねてきた実績と多くのご縁によって培われた信頼が、お客様に安心と確信をお届けしています。
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